Interview Vol.08
家と庭と家族のやさしい関係
―家を建てることになったきっかけ。
弟夫妻が川西工務店で家を建てているのを間近で見て、話しを聞いていました。私たちも結婚当初から家を持ちたいという希望があったので、色々な住宅展示場を回ってみましたが、なかなか決まりませんでした。そんな中、川西さんとお話させてもらうと、日常生活の細かなところまで考えてくれたり、具体的な暮らし方のアドバイスをしてくれたり。住む人のことを第一に考えた丁寧な提案が「お願いしたい」と思う決め手になりました。また、内覧会にも参加させていただいて、間取りや動線などの生活イメージが浮かびやすかったのも良かったです。
―印象的な打ち合わせ。
打ち合わせをしている頃はまだ子どもがいなくて、暮らしのイメージが曖昧でした。だけど、川西さんご夫妻やOBさんから生活の動線や子どもが成長していく過程での暮らし方を聞くことができたおかげで、具体的に思い描くことができるようになりました。間取りもなかなか決まらなくて、何度も図面を描いていただきましたが、それぞれのプランに自分たちの生活を当てはめて、新居での暮らしを想像するのが楽しかったことを覚えています。
―こだわりを反映したプランニング。
リクエストしたのは<和室のある平屋>です。「“生活”しやすいけど、“生活感”は出したくない」ことから、家事動線や収納にこだわりました。玄関からパントリー・冷蔵庫までひと続きにした時短動線、LDKとつなげた和室などは、子どもが生まれてからより利便性を実感。帰ってすぐに手洗いできる玄関洗面はおむつ替えの時に重宝するという意外な発見も。庭が見えるデスクはパソコン作業をしたりミシンをしたりする時に丁度よく、途中で中断してもそのままにしておいてすぐに再開できるのが便利です。また、たっぷり収納できるリビングの本棚には扉をつけたので、閉めておけばいつもすっきり。来客時やZOOMの時もわざわざ片づけなくていいし、お気に入りの雑貨を飾れば背景映えも狙えます(笑)。
―実際に住んでみて。
夏は風通しがよく、エアコンをつける回数が減りました。外が暑くても家に入るとひんやりしていることが多く、無垢の床材も素足に心地いいです。冬は寒い日でも朝起きた時に一度エアコンを入れて部屋を温めておけば、日中は陽の光の温かさだけで過ごすことができます。夜中の授乳も毛布をかぶればエアコンをつけなくても大丈夫でした。そして、調湿効果のある漆喰壁のおかげで、冬でも乾燥しにくく、結露がないのもうれしい点です。
―私たちのお気に入りの場所や時間。
芝生の庭で過ごすのが家族のお気に入り。直線の庭なので年2~3回の芝刈りも簡単で、季節ごとのお花や緑にも日々癒されます。芝生で靴を履いて歩けるようになった娘は外遊びが大好きで、朝起きてすぐに「靴を履きたい!」と訴えるほど(笑)。広い庭での過ごし方は無限で、今年は娘用に大きすぎるプールを購入しました。両親やきょうだいを呼ぶBBQも恒例化してきて、その度にアウトドアグッズも増えています。また、家の中でのお気に入りを挙げると、主人は寝室のポップインアラジン、私はひと目惚れしたウッドワンのスイージー。使い勝手も良く、友達からも褒められます。多めにレイアウトしてくれたコンセントもいい仕事をしてくれて、ダイニングでホットプレートをしたり、ウッドデッキでコーヒーを飲んだりするのも最高です! 産育休に入るまでは毎日忙しく、食事して仕事して寝ての繰り返しでしたが、出産し家で居る時間が長くなると「こんなに心地の良い家だったのかぁ」と改めて実感することができました。
―これから家を建てる人へのメッセージ。
理想の家づくりには希望を伝え、しっかり話し合いをすることが大切だと思います。専門的な立場から色々なアドバイスや提案をいただくなかで、自分たちが何を大切にしたいのか改めて考えるきっかけにもなりました。自分たちのこだわりが詰まった心地いい暮らし。川西工務店さんはその人が使いたい物、使い方、大切にしたいことを丁寧にくみとって家づくりをしてくださいます。ぜひ理想の暮らしを叶えてください。