• 2023.10.11 update

    お客様の夏のエアコンの使い方について

    #役に立つはなし #断熱 #気密 #健康 #エコ #OBさんの声 

    快適な生活を求める人、いわゆる「高性能住宅」を建てたいと人が増えてきています。

    高性能住宅とは?

    断熱性・気密性・耐震性・耐久性・省エネ性など快適に暮らすための性能がそろっている住宅のことを指します。

    高性能住宅を建てたから寒くない、暑くないということにはならないのです。

    もちろん、一般住宅と比べると快適ではありますが、

    住まい方にコツが必要です。細かく温湿度計を数字で確認しながらエアコンを使用することがポイントです。

    お客様にご協力頂き、実際の使い方と電気料金をお聞きしました。

    ちなみにお友達にきくと、だいたい3万円程度光熱費がかかったといわれたようです。

    6月9893円
    7月11442円
    8月15656円

    6月・・・産休に入り、日中は家にいることも多く、家に居るときだけエアコンオン。外出中はエアコンはオフ。設定温度も25度ぐらいだけど、除湿運転がメイン。暑いと感じるとたまに24度設定にすることも。基本エアコン1台。湿度は55%ぐらいだった。

    7月・・・奥様の不在期間が12日ほどあり、昼間はエアコンをオフ。ご主人が在宅中だけエアコンをオン。翌日外出するとオフ。半日程度のエアコンを使用している。エアコン一台使用。湿度が60%以上になることも。

    8月・・・24時間入れっぱなし。25℃設定ぐらい。暑い日は23度ぐらいにすることも。

    表を読み解くと

    光熱費だけでみると、もちろん暑くなるにつれ光熱費は上がっていますが、

    6月は日中ほとんどいて、除湿をしていて9893円となっています。

    7月は奥様の12日不在期間があり、ご主人も不在が多く、エアコンも半日程度しかいれていないのに11442円となっています。

    8月はほぼエアコンをつけたままでも15656円でおさまっている。

    体感が重要

    こちらのご家族の方は、少しがまんしながらも快適に過ごせているのがポイント!本人もつけている時間が長いにかかわらず、この程度でおさまっているのでびっくりされていました。

    普通に考えれば仕様した分だけ光熱費がかかりがちですが、7月の方がエアコン入れている時間が短いにもかかわらず、6月より光熱費が高くなっています。このことから、25度ぐらいを24時間入れっぱなしでもそれほど光熱費は増えないのです。8月も入れっぱなしでも15000円程度におさまっています。

    増える理由は、「入り切り」をする回数が多いと電気代はかかってしまいます。

    車に例えると

    アクセルとブレーキを繰り返すと燃費も悪く、ガソリン代もかかってしまいます。それに比べ高速道路など、ある程度同じ速度でアクセルをふかしたり、ブレーキを踏まなければ燃費のよい走りができ、ガソリン代も節約できます。

    エアコンにも同じことが言えます

    夏の暑い日はエアコンをつけっぱなしで外出してくれた方が、快適でなおかつ光熱費が抑えられるのです。

    高性能住宅でも、湿度が高くなると取り除くには時間がかかり、その分光熱費がかかります。

    エアコンの風が涼しくなっても暑いなと感じるのは湿度は下がっていないので快適とは言えないのです。急激に冷やすと女性は足元が冷えるので、不快に感じられます。

    住まい方にはコツがいります

    最初は入れたままだとどうしても気になってしまうのですが、室内に居るときの快適さが全然違うのです。帰宅して快適だと、すぐに食事の準備や洗濯物を畳んだりとすぐ家事に取り掛かることができます。

    温湿度計をみながらエアコンの設定をしてもらえると随分と変わってくると思います。数字で見えることにより、自分たちの心地よい温度や湿度がわかってくると思うので、是非購入することをお薦めします。

    ちなみに我が家では一台で外気温、室温湿度がわかるのでこちらを使用しています。

    ご参考までに。

    シチズンホームページより参照

    ぜひ宝の持ち腐れにならないように。

    快適に住まうための高性能住宅のエアコンの使い方是非参考にしてください。

    夏が終わり遅い投稿になってしまいましたが、冬も基本の考え方は同じですので、是非やってみてください!

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