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2023.12.29 update
お風呂の断熱工事(現場レポート)
#新築 #役に立つはなし #断熱 #気密 #健康最近は寒くなり、古いお風呂が寒くて入ることをためらうことはないでしょうか?
技術の発展により、断熱性能が上がってきましたが、ユニットバスは浴槽に断熱材を覆っているだけで、浴槽以外の部分には断熱材が入っていません。そのため断熱工事をする必要があります。
なぜ昔のお風呂は寒い?
お風呂の天井・壁・床に断熱材が入っていないからです。
断熱材を入れると暖かくなるの?
断熱材がはいるだけでも随分と違います。
どのように入れるの?
まずは、基礎の状態で気密パッキンの施工していきます。浴槽周りは床下と室内空間がつながる場所です。「気密パッキン」を施工することにより、気流をシャットアウトし、床下からの空気やカビなどの侵入を防ぎます。
次に、基礎の立ち上がり及び土間の部分に断熱材を入れます。
ユニットバスを施工する前の状態です。断熱材をいれることで断熱性能をあげます。
基礎断熱の施工をするのは、お風呂を設置する人ではなく、大工さんが施工します。
写真には写っていませんが、この上にユニットバスを施工するため、ユニットバスを支える束は、土間に施工した断熱材を貫通しているため、欠損してしまう恐れがあります。
その欠損を防ぐために、発泡ウレタンで施工します。
この施工がポイントです!
断熱浴槽になってある程度の断熱性能が担保されるため、この基礎部分の断熱工事をしない会社もあるようです。
この工事をした上で、ユニットバス施工にかかります。
写真の発泡スチロールのような白い部分が断熱浴槽になります。
これで、基礎部分の断熱工事、断熱浴槽+断熱ふたで覆うことで寒くない、冷めにくいお風呂になります。
弊社では標準工事ですが、施工会社によっては行わない会社もあります。
断熱性能を上げるといいことだらけ
ヒートショックのリスクを軽減させる
寒くないお風呂になるので、ヒートショックのリスクを抑えることが出来ます。室内に温度ムラが少なく、なおかつお風呂も寒くないので、急激な温度差を軽減することでリスクを回避することが出来ます。
結露・カビを抑えてくれる
昔のお風呂のようにタイル貼りではなく、お掃除もしやすい素材や換気により、結露・カビの繁殖を抑えてくれます。
光熱費の削減
寒いお風呂はすぐにお湯も冷めてしまい、入るたびにお湯炊きしないといけないので、光熱費がその分かかっていましたが、冷めにくいのでお湯炊きの回数も削減できます。
健康面、光熱費の削減にもなりますので、断熱工事を最初から施工をしておくことをお薦めします。この時期、寒いと言いながら入るお風呂より、快適に入れるお風呂はいいと思いませんか。
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