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2023.01.24 update
キッチンの取っ手にもこだわりを
#インテリア #キッチン既製品のキッチンをショールームで選ぶ際に、全体のデザインや色、設備などを選ぶのですが、その中にキッチンの取っ手はキッチンメーカー以外のものを取り付けることが出来るのをご存知ですか?
キッチンメーカーによっては出来ないということもあるので、希望される方は事前に施工会社さんに相談されることをお薦めします。取り付けにもかなり気をつかいますので、工務店さんによっては断られるケースもあります。
そもそも種類ってどのようなものがあるの?
キッチン・背面収納で使うものには以下のものがあります。
①ライン取っ手
扉の上部に一直線で、引き出しに手をひっかけて、指先の力で手前に引き出しを引くタイプ。扉と一体になっているのですっきりとした印象。
②バー取っ手扉の面に取り付けた出っ張った金物。種類が豊富です。小さな力でも引き出しやすいのが魅力。
③つまみ取っ手小さくてかわいらしいフォルム。大きな引き出しだと開けずらいのがデメリット。
④掘り込み取っ手メーカーが限られているデザイン。木の木口に掘り込みをして、その彫り込み手をひっかけて開ける。
それぞれの良さがあり、大きさなどによって使いわけることで、使いやすくなりますね。
弊社のキッチンは写真のような木のキッチンを採用される方が多く、
取っ手は②のバーハンドルと③つまみを組み合わせて採用することが多いです。
もちろんショールームに展示している取っ手でもとても素敵で、種類も豊富なのですが、価格が高いのが少々のデメリット。その代わりにおすすめするのが、
鉄素材のブラックかゴールドの真鍮のいずれかで選択してもらっています。
上記の写真はブラックの取っ手ですが、あまりごつくない少し丸みのあるものを提案しています。
ブラックの印象は木のキッチンに合わせるとかっこいい印象で、どちらかというとアクセントというイメージです。
そして、ブラックの取っ手に合わせて、棚受けの金物も小さなつまみもブラックに合わせることで、全体4が統一された印象にみえます。
鉄の鋼材を使用した商品で、鋼材特有の小傷や色むらなど個体差があります。しかしながら、素材の良さを活かすために、過度な仕上げをせず、オイルやワックスで自然な仕上がりにしているのが特徴です。
上記の写真は真鍮です。
真鍮はゴールドのため、木に馴染み美しさを兼ね備えながら、存在感をおさえています。
どちらを選ぶかは好みですが、メーカー品は塗装などにムラが出ないようにしているのが特徴ですが、それに比べて銅材は塗装が小傷や色むらが生じてしまいます。一時的にきれいにみせるのではなく 5年後10年後その素材が 活かされているかをイメージされたものを選んでいます。
真鍮に関しても、毎日使うものなので、ずっとゴールドではなく、くすんだ色に変化していきます。真鍮は、腐食しにくい一方で使えば使うほど表面が酸化し,既製品にない味わいが経年変化を楽しめるものです。
それぞれに素材がもつ特徴なのでしっかりご理解頂き選ばれることをおすすめします。
ちなみに真鍮のバーハンドルは写真のような少し丸みの小さめのものを提案。
私たちは家で使用するものも同じように使うごとに変化し、愛着がわくものをおすすめしています。
バーハンドルをおすすめするのにはもう一つ理由があります。
それは、「タオル掛け」が必要だからです。ライン取っ手、掘り込み取っ手にはタオルをかけることができません。つける場所もシンク前にある方が使いやすいので、引き出しを開ける取っ手とタオル掛けを兼用として使えるので、このタイプが選ばれます。
つまみも真鍮で合わせています。
ちょっとしたことのように思えるけど
扉の開け閉めがしずらかったり、タオル掛けがないくらいで、そんなに不便なのと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、毎日使う場所だからこそ、使い勝手や好きなものを選びたいものなのです。
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