• 2026.07.02 update

    図面だけで終わる設計と、現場まで関わる設計

    #新築 #役に立つはなし #断熱 #構造 #気密 #健康 #素材 #エコ 

    川西工務店の家づくりの考え方

    家づくりは「図面が完成したら終わり」ではありません。
    むしろ、本当に大切なのはそこから先だと、私たちは考えています。

    川西工務店では、設計者も現場に足を運び、
    大工や職人と同じ空間に立ちながら、家づくりを進めています

    図面だけで終わる設計とは

    図面だけで完結する設計は、どうしてもこうなりがちです。

    ・図面上はきれいでも、現場で納まりが難しい(大工さんや職人任せになる)
    ・素材の質感や光の入り方まで再現されない
    ・職人さんとの解釈にズレが生まれて、結局やり直しになってしまうこともあります

    例えば――

    「建具をここに設置する」と図面に描かれていても、
    開けたときの見え方や抜け感は現場でしか分かりません。

    図面だけでは、家具や壁とぶつからないか、開閉に問題はないか、空間の広がりを邪魔していないか、
    までは伝わりきりません。

    現場で実際に開閉をイメージしながら、
    数センチの位置調整で空間の印象が変わることもあります。

    現場まで関わる設計とは

    川西工務店では、設計士が現場に足を運び、
    図面の意図を直接伝えながら家づくりを進めています。

    例えば、普段では必要ない場所にコンセントがあった場合、将来ここにはテレビを置く予定とか、サブ冷蔵庫を置くとか・・。図面を見ただけわからないことを伝えるためです。

    それは単に「確認」のためではなく、「暮らしの質」を守るためです。

    断熱、気密施工の確認

    図面では「断熱、気密処理」と一言ですが、
    実際には一つ一つの施工精度が重要です。

    現場で確認しながら、
    断熱材や気密ボックスの取り付けやシートの納まりを細かくチェックします。

    これが、寒くない暑くない温度差の少ない暮らしにつながります。

    収納と動線

    キッチンや回遊動線も、
    実際の現場で立ち位置や視線を確認しながら微調整します。

    「ここに立ったとき、庭がどう見えるか」
    「冷蔵庫からの動きはスムーズか」
    「スイッチが干渉しないか」

    図面では分かりにくい部分を、現場で確かめながら整えていきます。

    なぜ、そこまで現場に行くのか

    それは、「図面通り」ではなく、「思い描いた暮らし通り」に仕上げたいからです。

    設計士が現場に行かない家づくりもある

    もちろん、設計と現場が分業されているケースもあります。
    それ自体が悪いわけではありません。

    ただ、工期が限られているため、誰が最終的な判断をするのかが曖昧になることがあり、現場判断での施工にならざるを得ない場合も少なくありません。

    その結果、少しのズレが積み重なる、なんとなく違う仕上がりになる、、

    そんなことも少なくありません。

    職人との対話が、仕上がりをつくる

    どんなにすごい設計士であっても、形にするのは職人さんです。
    現場では、大工や左官職人、設備業者など、
    さまざまな職人が関わっています。

    それぞれが高い技術を持っているからこそ、
    細かな納まりや仕上げについては、
    現場でのやり取りの中から、より良い方法が見えてくることもあります。

    造作家具を得意としている川西工務店では、職人さんが施工しやすく、
    なおかつきれいに収まるように常に考えながら納得のいく形に整えていきます。

    また、工事の後半に入ると、仕上げや細かな調整が増えるため、
    設計者が毎日のように現場へ足を運ぶこともあります

    こうしたコミュニケーションの積み重ねが、
    最終的な仕上がりの質を大きく左右すると考えています。

    弊社で長くにわたって仕事をしている職人さんたちは、決してやりやすい施工をするのではなく、見た目の美しさや強度、性能すべてにおいて細やかに対応してくれる人たちばかりなので心強いです。

    設計と施工を分けない家づくり

    私たちは、設計と施工を切り離して考えていません。

    図面で描いたものを、現場でどう形にしていくか。
    その過程に設計者も関わり続けることで、
    「考えたこと」と「出来上がるもの」のズレをなくしていきます。


    図面ではなく、暮らしを完成させるために

    完成したときに感じる空気や居心地、
    「寒くない」「暑くない」といった見えないものの価値は、
    こうした積み重ねの先にあるものです。

    図面を描くことがゴールではなく、
    その先にある「暮らし」をつくること。

    そのために、私たちは現場へ足を運び続けています。

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