• 2024.01.24 update

    外壁の漆喰の色の決め方

    #K HOUSE #デザイン #素材 

    弊社で使用している外壁の漆喰ですが、最近ではグレーの色を採用する方が増えてきました。

    漆喰といえば白ですが、漆喰の会社のホームページによると800色にも及ぶカラーバリエーションがあるようなので、とても悩みますよね。

    モデルハウスでもグレーの外壁を採用しています。

    外壁は家全体の中で大きな面積です。小さなサンプルで見ても、実際の家で施工してみると、個人の感覚の問題も

    ありますが、思ったより濃い、薄いなどとても難しいのです。

    そして、同じ色でも北側と南側、夏と冬、午前中、昼間、夕方でも見え方が違います。

    そこで、どのように決めていけばいいのかこのようにアドバイスします!

    過去に施工した新築を見てもらうケースもありますが、モデルハウスを見てもらい、この色より薄い方がいいか、濃い方がいいか、同じでいいかということを考えてもらいます。現物を見るのがやはりイメージが湧きやすいですからね。

    そして、あとは庭やサッシのバランスなどと組み合わせながら考えていきます。

    例えば、モデルハウスではサッシはシルバーを選んでいるので、なるべくサッシを目立たないようにしたいので、グレーを選びました。

    こちらのグレーは弊社でも薄い色のグレーを採用しました

    選ぶポイントは、基礎のグレーとできるだけ合わせた色でいきたいというのと、黒のサッシをアクセントにしたいということで薄いグレーを選びました。

    冬に撮影しているため、やや暗くみえます。

    こちらのお家は先の新築より濃いグレーをご要望されました。

    南側で暖かい時期で日差しがあるので、グレーの見え方も違って見えます。

    こちらはモデルハウスは施工の関係上これ以上こくできないということで今まで施工した中で一番濃いグレーを採用しています。

    暖かい時期でもあり、西側で太陽がしっかりあたってはいますが、グレーの色味がしっかりでています。

    この色も初めて採用するので、悩みに悩みました。

    今でこそ、グレーのバリエーションが増えてきましたが、現物が見れないと濃い色を選ぶのはとても勇気がいることなのです。実際私たちも外壁の色に関してはとても悩みました。

    大きな失敗は無いのですが、自分の中でこのぐらいの色というイメージがあり、そのイメージを形にする作業はとても大変です。

    今では、随分グレーの外壁の施工例も増えてきたので、実際に見てもらえるようになりました。

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