• 2025.03.13 update

    子供室間仕切り壁工事を行いました!

    #造作家具(収納) #デザイン #OBさんの声 

    今回は、子供部屋の間仕切り壁工事についてご紹介します。お子さんが成長すると、それぞれ勉強するスペースや収納するスペースなどプライベート空間が必要になりますよね。新築したときはまだ不要だったため、お子様の成長や人数に合わせて造りたいということであえて子供部屋というものを造っていませんでした。

    そこで今回は新しく間仕切り壁を施工して、子供部屋の間仕切り壁を造作することにしました。新築したのが2017年だったので、新築後8年目のリフォームとなります。

    こちらは2017年の施工写真です。
    間仕切り壁のない状態です。ワンルームの広い空間です。

    新築の時にどのようにわけるか計画していましたが、改めてどのように使いたいかを話し合いました。

    施工の流れ

    間仕切り壁の設計

    まず要望を確認します。

    • 窓際のカウンターは引き続き家族で共有したい
    • 収納を増やしたい
    • 採光をと通風を確保するため、木製の室内建具を使いたい(今回オリジナルで造作してもらいました)
    • 個室にはエアコンは設置せず、開閉できる建具でリビングのエアコンを共有できるようにしたい

    そのことを踏まえて、間仕切り壁をL型に造るようにしました。合わせて収納や動線、ベットの位置や建具の開閉を計画しました。

    ちなみに、住みながらのリフォームになるので、事前に木製建具は注文し、当日取り付けるだけにしておきます。

    ここまでは工事にかかるまでに計画し、段取り、発注業務をし、できるだけ少ない日数でできるようにしていきます。

    ここからは実際の工事がスタートします。

    ①養生ボードを敷いていきます。

    外のお庭を借りて作業をし、室内と室外を土足で行き来するため、養生します。

    ②大きな本棚を設置しましょう。

    壁が出来ると入れることが出来ないので、大人四人がかりで本棚を持ち上げ固定していきます。

    下地の施工

    間仕切り壁を作るために、木材で下地を組み立てます。

    ボード張り施工

    下地が完成したら、石膏ボードを張り施工です。

    ⑤造作棚を固定する

    先に造作していた本棚や服の収納を固定していきます。開放しているとお庭が見えます。

    ⑥ 漆喰の下地工事・塗り工事

    今回はクロスではなく、漆喰仕上げにしました。漆喰の養生、下地処理を行い、乾いたら漆喰の塗り工事にかかります。季節や環境によって乾き方がちがうのですが、数日間乾かします。

    ドア&室内窓の設置

    白の漆喰に合わせて、建具は白を採用。今回のこだわりポイント開閉できる小さな室内窓も設置しました。

    ⑧金物を取付

    洋服を吊るすパイプと小さな稼働棚を造作したので、金物を取り付けます。

    美装

    新たにコンセントや照明の追加もなかったのでコンセントやスイッチカバーを戻し、養生ボードを取り除き、美装をして完了です。

    実際にお客様の家で作業したのは5日で作業完了となりました。

    壁ができても思ったより圧迫感を感じることなく、建具を開放すれば、お庭も見えます。壁ができたことにより、個室感がでて、リビングには家族がいても、気配を感じながら、自分一人の空間を楽しめます。

    おまけ

    経年変化を感じる外観は月日が経ってもかっこいい!

    今回、久しぶりにゆっくりお邪魔させて頂きましたが、8年目とは思えないほど、掃除が行き届いていて、とても嬉しくなりました。子供がすくすく育っている様子、趣味を楽しむ様子、好きなものに囲まれて暮らしている様子、お庭が大活躍している様子がすごく感じられるお家です。そして何より、居心地がいい!

    部屋が一つ増えたことでどんな物語が始まるのだろう。とても楽しみです!!

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