• 2024.01.12 update

    子供部屋をふたつに分ける(現場レポート)

    #造作家具(収納) #デザイン #役に立つはなし #OBさんの声 

    皆さんが子供のころ、自分だけの子供部屋がありましたか?

    私は年子の姉と一緒に部屋を使っていました。自分の部屋が欲しいとおもった時期もありましたが、割とずっと仲良かったので、机の間に家具をレイアウトして、気配は感じるが、何をしているかはわからない距離感だった記憶があり、割と気にしていなかったように思います。個室は持てませんでしたが、自分の空間を持つことはできていました。

    間取りを考える際に「子供部屋」の大きさや位置、個数など様々な要素を考えなければなりません。

    これが家づくりをする中でとても難しく、将来どのように使うかをしっかり考えておかなければなりません。多くの方が新築するときにお子様がいないケースもあり、性別の違い、年齢の差、思春期、子供を2人ではなく3人と考えている場合は特に、床面積も増えてコスト的にもアップするので、どのように計画するかはとても重要です。

    今回のご依頼は、弊社で新築して10年以上経過して、新築当時は一つで使用していた子供部屋を間仕切り壁を造作し、二つにすることにしました。お子様が成長し、個室を持ちたいという要望になりました。

    イメージはこんな感じで二つの子供部屋を一つで使用していた例です。

    6畳の部屋が二つで12畳として使用していました。それぞれ扉の位置や収納コンセント、照明の計画は最初から行っていました。

    部屋の真ん中に間仕切り壁を造り、仕切ります。本や推しアイテムを飾れる本棚も一緒に造作しました。

    同じように造作していきます。

    家具は先に作業場で組み立て、現場では設置のみにしています。

    それぞれの気にいった壁紙を施工し、現場での作業は約2日程度でした。

    完成後、お邪魔してきました。

    ナチュラルでそれぞれの空間がしっかりできていました。

    お子様がうまれた時から知っているので、時の流れは早いですね。

    この子供室をつくるにあたってはモデルハウスの子供部屋をお子様に実際にみてもらいました。

    仕切りが出来た時のイメージや棚の使い方や大きなども一緒に確認してもらいました。

    一緒に考えることで1つだった子供部屋がまた新たに生まれ変わり、きっとさらに好きな部屋になっていくのだと思います。

    今回は一つの子供部屋を二つにしましたが、何が正解とはありません、そのまま一部屋として使っていてもありだと思います。お子様の性別、年齢差、性格、ご夫婦の考え方、コストなど家族の分だけ考え方がありますので、色んなことを想定して考えておくことをお薦めします。

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