• 2024.12.02 update

    快適な生活を支える断熱材

    #新築 #断熱 #構造 #気密 #健康 #素材 #エコ 

    皆さんが断熱材を選ぶ際に重視するポイントは何でしょうか?

    人によって選ぶポイントは様々ですが、施主様目線で行くと、エネルギー効率、防音効果、快適性などがあげられますが、施工側からすると木造住宅では一般的で厚みもあり、施工性がいい点やコストパフォーマンスなども合わせて重要なポイントとなりますので、全体のバランスを考えてグラスウールの断熱材を使用しています。

    今回は、この優れた断熱材の魅力についてご紹介します。

    光熱費を抑えられる

    • 複雑に絡み合った細かいガラス繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部屋を形成し、この空気の部屋を層として構成することで、優れた断熱性能を発揮することができます。
    • 例えば、冬に暖房を使用している場合、グラスウール断熱材を使うことで室内の熱が外に逃げにくくなります。その結果、部屋全体が均一に暖かく保たれ、暖房の使用回数や時間を減らすことができます。これにより、月々の電気代やガス代を節約できます。光熱費は年々増加傾向にあるので、住宅ローンと一緒で毎月支払うものなので、そのあたりが抑えられるのは魅力的です。

    快適な室内環境でエアコンが効きやすい

    • 夏の暑い日に、グラスウール断熱材があることで、外の熱が部屋の中に入りにくくなります。冬の寒い日も外気の影響を伝えにくいので、これにより、エアコンの効率が上がり、部屋が夏涼しく、冬暖かく快適になります。

    防音効果

    • 例えば、交通量の多い道路に面した家に住んでいる場合、グラスウール断熱材を壁や天井に使うことで、外からの騒音がかなり軽減されます。室内からの大きな声なども室外に聞こえることもかなり軽減されます。これにより、夜間の睡眠が改善されたり、日中の作業やリラックスがしやすくなったりします。

    耐火性:

    • グラスウール断熱材は燃えにくい性質があるため、火の広がりを抑えることで、建物全体の被害が最小限におさえてくれます。

    長寿命

    • グラスウール断熱材は化学的に安定しているため、長期間にわたって性能が維持されます。例えば、新築の住宅にグラスウールを導入することで長い期間、優れた断熱効果と防音効果を持続させることでエコにもつながり、メンテナンスの費用も抑えることができます。

    リサイクルできるエコな商品

    • 家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを主原料としています。

    このように、グラスウールには色々な特徴があります。しかし採用する理由はそれだけではありません。

    弊社では袋入りでないグラスウールを使っています

    理由は袋入りの場合、袋の中が見えないため、断熱材がきちんと隅々まで入っているかが確認できません。そのため目視で確認しやすく施工のばらつきを抑えることできる「袋にはいっていないグラスウール」を採用しています。

    大きな断熱材ですが、たわみが少なく自立性があり、寸法にあわせて現場で施工しやすというのもいいとされています。木の性質上どんなに乾燥させていても季節によって多少の収縮があり、グラスウール自体にも収縮性があるので、その収縮をカバーしてくれるのもいいとされています。

    弊社の社長はもともと大工の経験があり、施工性のこともかなり気にして仕様決めを考えています。どんないい商品でも、施工が共わないことは性能を発揮することが出来ずに、メリットにならないからです。

    快適な生活を支えてくれる断熱材はそういった理由から袋にはいっていないグラスウールを採用しています。

ジャーナル一覧へ戻る

Archives

Archives

Scroll