• 2023.11.04 update

    新築に神棚・仏壇は必要ですか?

    #新築 #造作家具(収納) #デザイン #インテリア #役に立つはなし 

    私たちはアンケートにお答え頂く際に「神棚と仏壇が必要ですか?」ということをお聞きします。

    本人たちの気持ちとは別にご両親のご意見なども重要になってくるからです。

    神棚とは?

    昔の日本人は、新しく家を建てたりした時に「神が宿るような空間・場所でありますように」という意味を込めて神棚を設置したといわれています。

    設置の位置や方角なども重要なので、せっかく気にいった間取りなのに、神棚仏間を置くスペースがないとプランを練り直すことにもなりかねないからです。

    最近の新築ではほぼ設置しなくなってきました。コロナ後から意識が大きく変化したように感じます。

    設置しない理由は?

    • 若い人がイメージするものは自分たちが建てたい新築の内装に合わせにくいというインテリア的な理由
    • 親も健全なため、将来的仏壇のイメージが湧きにくい。そもそも実家にもない。
    • 空間として余分に準備する必要があるし、その分予算もかかってくることも考えられます。最近では、コンパクトに間取りを考える方が多く、少しでも建築予算を抑えたいニーズが高まっているため

    様々な理由があげられますが、個人的な意見として設置はどちらでもいいかと思います。

    自邸でも設置していません。

    設置するかどうかは

    神棚のお世話がきちんとできるか?

    ということかなと思います。

    具体的にお世話というのは、サカキをまつったり、お水を交換したりと簡単な作業ではありますが、新しいものを購入したり。毎日となると大変だと思います。お世話ができないのは、神様を粗末するという意味合いにもとられてしまいますので、そのあたりを考えてもらえたらと思います。

    弊社の神棚・将来仏壇を入れることができるように施工した例

    最近の住宅事情は、和室を入れるということも必須でないため、和室がない場合はこのように棚を設置して置けるようにしています。

    個人的には、リビングから離れた和室より家族が集うリビングなどに置いておく方がご家族の様子も見れるしいいのかなとは思いますが、それは施主様のご判断になります。

    ちなみに、手前に見える扉には将来的に「仏壇」を置けるようにしてもいいですし、子供が巣立つとピアノを撤去し大きめの仏壇を置くことも可能です。

    仏壇がない場合は収納として使えるので、おすすめです。

    時代の変化に伴い、住宅事情も変化してきています。

    神棚仏壇を採用する場合も、できるだけシンプルに使いやすく、負担にならないようにその家族に合った提案を心掛けています。

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