• 2023.04.14 update

    浴槽の基礎断熱【現場レポート】

    #新築 #役に立つはなし #断熱 #構造 #気密 #エコ 

    最近のユニットバスは昔と比べるとはるかに快適になってきました。

    ですが、室内が暖かくなったからといって、お風呂場も暖かいとは限りません。

    浴槽ならではの施工のチェックポイントがいくつかあります。

    断熱浴槽を選ぶ事でお湯の温度を保つことができる

    このタイプは、浴槽自体にも断熱材がしっかり入っています。

    お湯が冷めにくくなるので、光熱費を抑えられるのでおすすめしています。

    浴槽自体に断熱材の入っているものを採用するには、そのような製品を施主様が選べばいいのですが、浴槽のまわりを囲む基礎の断熱工事は施工会社が行うものです。

    弊社では、標準で行っている施工ですが、施工会社によっては行わない場合もあります。

    基礎断熱工事が重要

    写真を見てもわかるように、赤く囲っている部分に浴槽が設置されます。

    浴槽を入れる前に、断熱材をいれていきます。

    床面より低い位置で、土間のコンクリートの上にユニットバスを置くだけだと、外気温が伝わり、寒いお風呂になってしまいます。

    それを防ぐために、基礎断熱をすることで浴室を快適にしてくれます。

    基礎断熱の上にユニットバスを設置していきます。

    断熱欠損を防ぐために

    ユニットバスを支える束は、床に施工した断熱材を貫通しているため、貫通した部分は欠損してしまう恐れがある。

    その欠損を防ぐために、発泡ウレタンで施工します。

    ここまでの施工をすることで、断熱効果を発揮し、寒くない快適なお風呂に入れるのです。

ジャーナル一覧へ戻る

Archives

Archives

Scroll