• 2024.12.26 update

    調湿気密シートの重要性(現場レポート)

    現場の様子です。断熱材の上から調湿気密シートの施工をしていきます。

    調湿気密シートは、防湿と透湿の性能を合わせ持ち、年間を通じて躯体内の湿気を管理してくれるシートとのことです。

    夏と冬では壁内の状態が違います

    冬は室内が暖房で暖かくなり、外気が乾燥気味になります。そのため、室内から壁内に湿気などを入れさせないようにすることで、結露発生を抑えてくれます。

    逆に夏は、室外が暑く、室内がエアコンで涼しくなっています。壁内に暖められた湿気を室内に放出することで、壁内の結露発生を抑える働きがあるのです。

    四季のある日本の住宅の環境はとても過酷なのです。

    写真のように、断熱材の上から、調湿気密シートを施工しています。

    線が入ってて、寸法もわかりやすく施工性もいいとされています。窓まわりや木材とシートの境目、コンセント周りもさらに気密テープを貼っていきます。ここまでの施工をすることで、断熱と気密を担保し、壁内結露を抑えることができるのです。

    この作業も大工さんがしてくれるのですが、さらにきちんとできているかは現場監督がダブルチェックしています。

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