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2023.12.04 update
調湿気密シート(現場レポート)
#新築 #役に立つはなし #断熱 #気密 #健康 #素材 #エコ日本には四季があり、温度だけでなく、温度も大きく変化するので、日本の気候に合わせた家づくりは非常に大変です。結露には「夏型」と「冬型」があり、その両方に対応する施工が重要になってきます。
せっかく気密を取ったコンセントボックス(バリアボックス)や断熱材の施工をしても、湿気が壁内に入ってしまうとせっかくの断熱材も効果をはっきできません。
効果を発揮するために、「調湿気密シート」の施工が重要になってきます。
図で説明しましょう!
マグイゾベールより画像参照 この図は非常にわかりやすいですね。
夏と冬では壁内の状態が違います
冬は室内が暖房で暖かくなっていて、乾燥気味になります。そのため、室内から壁内に湿気などを入れさせないようにすることで、結露発生を抑えてくれるのです。
逆に夏は、室外が暑く、室内がエアコンで涼しくなっています。壁内に暖められた湿気を室内に放出することで、壁内の結露発生を抑える働きがあるのです。
このシート一枚で気密と調湿を合わせ持ち、年間を通じて躯体内の湿気を管理するというのが特徴です。
実際の施工現場の写真です。
断熱材の上から、調湿気密シートを施工しています。
線が入っているので、寸法もわかりやすいので施工性もいいとされています。
窓まわりや木材とシートの境目、コンセント周りもさらに気密テープを貼っていきます。
ここまでの施工をすることで、断熱と気密を担保し、壁内結露を抑えることができるのです。
この作業も大工さんがしてくれるのですが、さらにきちんとできているかは現場監督が2重チェックしています。
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