• 2024.12.06 update

    造作家具のキッチンカウンター下収納

    #新築 #造作家具(収納) #デザイン #インテリア #役に立つはなし #キッチン 

    家づくりの中でキッチンまわりをどのようなデザインにして、どのような収納を取り入れるかはとても悩まれるところです。そこで今回は、キッチンカウンターの下に収納を設けることで、どのようにして快適で使いやすい空間を作り出せるかについてご紹介します。

    キッチンカウンター下収納とは、ダイニング側にある「キッチンカウンターの天板がせり出している部分の下に造られた収納スペース」のことをいいます。

    もちろん、キッチンと一緒の既製品で合わすことも悪くないですが、造作ならではのおすすめポイントを紹介します。

    造作の前に、通路幅を確保できるか?

    天板がせり出してくる分、ダイニング、リビングが狭くなってしまいます。LDKの広さのバランスを見ながら、きちんと通路を確保できるか確認しましょう。例えば、開き戸を採用した場合、手前に開かないといけないので、広いスペースが必要になるので、注意が必要です。

    この辺りは、平面図では動作確認のイメージができないので、設計士の説明が必要です。

    通路幅を確保できたら、なぜ、必要なのか?何を置きたいか?

    何となく造るのではなく、起きたいものによって寸法が変わってきます。今回は、ティッシュケースを置きたい、ちょっとした雑貨を置きたい、写真を飾りたい、フレームで隠れていますが、充電などもできるようにしたいという使い勝手となりました。ティッシュペーパーだとダイニング側からもちかいので、使い勝手もいいです。

    このことを踏まえて、あまり奥行きを深くせずに造作することになりました。

    例えば、雑誌を置きたいとか、単行本を置きたいでは奥行きが変わってきます。そして本を置く場合は、背表紙の色味がばらばらのため建具で見えないようにしてしまうことですっきり片付きますというアドバイスをします。造るのが目的ですが、「常に簡単できれいに楽に整理整頓」できるように心がけて提案しています。

    よく見えるので、意匠性も重要

    リビング側にみえるので、よく目にする場所でもあります。木で統一することで、空間に統一感が生まれ一つの家具のようにみえるのもインテリア的に素敵ですね。木の雰囲気もやわらかくていいですね。

    下までしっかり収納をつくるのもありです

    こちらの事例は、下までしっかり収納を造作し、収納力をアップさせました。写真の向かって右側はオープン、左は(少し見えづらいですが)扉をつけました。

    市販の収納家具ではなく、造作することで自分のニーズにぴったり合った収納スペースを作ることができ、使いやすくなります。

    実はこちらの収納は、写真ではわかりませんが、細かく引き出しをつけると金額アップしてしまうので、無印のボックスなどをカスタマイズできるように提案しています。

    子供たちのプリントをまとめたり、文房具、ウィットティッシュなど使用頻度が高い物を置いておくと、素早くとりやすいですし、片付けも楽ですね。

    このように、生活に合わしてどのように収納をつくりどのように収納したらいいかということまでお話しさせて頂きます。ただ単に、引っ越し後、収納適当に購入してくださいというよりも、無印良品でカスタマイズできることで、気軽に自分たち家族の使いやすい収納の出来上がり!

    カウンターの天板がのびるので、食器などを置くのにもいい!

    キッチンで調理をしている場合も、天板が延びている分、食器を置くことも可能なので、キッチンの作業スペースを広げてくれます。キッチンからできた料理を運ぶのにも動線を短くできますし、家族がお手伝いもしやすいので、コミュニケーションも取りやすいですね。

    このように魅力いっぱいのカウンター下収納は日々の整理整頓をの助けになったり、キッチンの作業スペースを確保し時短にもつながるので非常に便利だと思いますので、是非参考になればうれしいです!

ジャーナル一覧へ戻る

Archives

Archives

Scroll