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2025.02.22 update
高性能住宅に住むと食材の保存に注意!自然の冷蔵庫は使えない!
#K HOUSE #新築 #役に立つはなし #キッチン近年、気密性・断熱性に優れた高性能住宅が増えています。冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境が手に入る一方で、意外な問題も発生します。そのひとつが 食材の保存方法 です。「え?なんで」と思われる方もいると思いますが、この感覚は高性能住宅に住んでみないと本当に実感できないことなのです。住んでみて私自身も体感して、びっくりしました。
室温が一定だからこそ食材が傷みやすい?
高性能住宅では、外気の影響を受けにくく、室温が年間を通じて一定に保たれることが多いです。特に冬でも室内が暖かい状態が続くため、
- 野菜や果物の鮮度が落ちやすい
- 常温保存の食品が劣化しやすい
- 保存食の賞味期限が短くなる可能性がある
といった問題が発生しやすくなります。
自然の冷蔵庫は使えない
たとえば、昔ながらの家では冬場に玄関や廊下など寒い場所に野菜を置いておくことができましたが、高性能住宅ではそのような「自然の冷蔵庫」がほとんどありません。そのため、ジャガイモやタマネギ、箱買いしたみかんやリンゴなど、従来は常温保存で問題なかった食材も、温かい室温によって傷みが早くなるのです。
冷蔵庫は出来れば大きい方が安心!
高性能住宅に住む場合、 冷蔵庫のサイズ選びが非常に重要 になります。食材の劣化を防ぐためには、できるだけ冷蔵・冷凍保存を活用するのがベストです。できるだけこまめに買い物をするというのも一つの手ですが、共働き家族や家族が多いとこまめに買い物に行くのも大変です。
具体的には、
- 容量の大きな冷蔵庫を選ぶ(特に野菜室・冷凍庫が広いもの)
- パントリーにワインセラーや小型冷蔵庫を設置 して常温保存品の温度管理をする
- 冷蔵・冷凍の活用を前提にした食材の買い方に変える
といった工夫が求められます。
設計の段階から考えておくこともおすすめします
高性能住宅に住むことで、分厚いお布団から解放され、薄めのお布団で就寝することが可能になるので、そのできたスペースを少しパントリーや冷蔵庫を設置スペースに当ててもらえるといいのかなと思います。
実際に設置するかしないかわからないけど、スペースを確保しているとのちのち設置が可能になります。あとコンセントも必要になるので、予備で計画しておくことをおすすめします。最近では割とコンパクトな商品も増えてきていますので。子供が小さい場合は食べる量も少ないですが、成長すると食べる量が劇的に増えるので、計画しておくことをおすすめします。
まとめ
高性能住宅は快適である一方で、従来の「常温保存」がうまく機能しないケースが増えます。
そのため、
- 野菜・果物はできるだけ冷蔵庫で保存
- 保存食も温度管理を意識する
- 冷蔵庫や冷凍庫を大きめにして対応
といった工夫を取り入れることで、食材の鮮度を保ちやすくなります。
実際に住んでみて私も、玉ねぎやジャガイモ、リンゴやミカンなどすべて冷蔵庫で保存しています。もともとまとめ買いの傾向があるので、冷凍庫も別にあり、2個使いの冷蔵庫、冷凍庫はとても使いやすいです。大量につくったカレーや煮物なんかも、鍋が冷めたらできるだけ冷蔵庫で管理するようにすることで、食品の保存に気を付けています。
快適な住まいでの生活をより便利にするために、ぜひ食材の保存方法も見直してみてください!
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