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2021.09.11 update
キッチンとダイニングの並びを対面にした場合
#新築 #造作家具(収納) #デザイン #役に立つはなし #キッチン先日の投稿はキッチンダイニングを横並びにしたケースでご紹介しました。今回は、対面式キッチン(「アイランド型」と「ペニンシュラ型」)のタイプがありますが、今回は、キッチンとダイニングテーブルを対面に配置した間取りについてご紹介しようと思います。
ちなみに、
アイランド型・・島という意味。シンクや調理スペースが島のように独立しているキッチンの事を言います。
ペニンシュラ型・・半島という意味。キッチン本体の左右どちらかが、壁に接していることをいいます。
今回は、こちらのタイプの施工例を元にご紹介したいと思います。
対面式のタイプの特徴は
- キッチンの立ち上がりを造作することにより、リビング側から見た時に手元が見えないのですっきり見える。
- 対面なので、キッチンに一人でこもることなく、子供たちの様子やリビングのテレビを見ながらキッチンで作業することができる。
- 一人で準備するときは、動線が長くなってします。
- 家族と食事の準備をするときは、カウンター越しにお皿を渡すことができるのでお手伝いしやすい
- リビング側から使う収納を増やすことができる。
奥側がキッチンになります。キッチンとダイニングテーブルの間には通路があり、リビング側から使うことのできる収納を造作しています。
こちらもキッチンとダイニングテーブルの間に通路が設けられています。
キッチンのすぐ横の収納棚は、子供たちのランドセルコーナーになっているので、通路を確保しているのです。大きめのダイニングテーブルにしているので、兄弟が多くてもひろげて宿題などできるように考えました。
このように、敷地に余裕があれば、キッチとダイニングの間に収納を設けてることができ、リビング全体の様子を作業しながら見ることが出来ます。
こちらもキッチンとダイニングのテーブルに通路をもうけた間取りになっています。キッチンとダイニングテーブルをくっつけると、動線的には短くなるのですが、写真の奥の掃き出し窓は洗濯テラスへとでる動線になります。
キッチンだけの動線で考えるとくっつける方が便利ですが、洗濯動線も同時に確保する必要があるので、通路を設けています。
実際は水回りや家事動線などとつながっているので、総合的に考えるとより使いやすい対面式キッチンとリビングになると思います。
最近では、共働きが増えて平日の夕方や祝日でも習い事や部活などで、家族とゆっくり話す時間が取れない方もいると思います。
少しでも、間取りの提案で、家族とのコミニケーションを取る時間を持てるようになれば、キッチンダイニングで過ごす時間も楽しくなるのではないかと思います。
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