建築設計事務所
×小さな工務店
川西工務店は「設計事務所」の設計力と「大工」の経験と技が融合した工務店です。設計事務所としての高いプランニング力、工務店としての確かな施工やメンテンナンス、その両方の良さを生かし、設計から施工まで一貫して行っています。すべての工程を自分たちが担っているので、作業工程も材料も本当に必要なものだけ。ムダな経費を抑え、本来かけるべき建物そのものにコストを集中できるのも特徴のひとつです。また、私たちは「小さな工務店だからできること」を大切に、ちょうどいい距離感を持った家づくりをしています。それは、フットワーク軽く現場に足を運べる距離だったり、何度も打ち合わせに通ってもらえる距離であったり、職人さんたちや私たちと何でも話し合える距離感にも当てはまります。そんな小回りのよさや連携、自由さ、柔軟性など、小さな工務店ならではの強みをいかして、満足度の高い住まいをお届けします。
夫婦ふたりの
家づくりユニット
私たち夫婦は「一級建築士」と「プランナー」の家づくりユニットです。一級建築士としての性能や構造の考え方、主婦としての収納や間取り・動線のアドバイス。互いの得意分野をいかしながら、家づくりのお手伝をしていきます。打ち合わせも夫婦ふたりで行い、雑談のような時間もたくさん交えながら、「なにを大切にしているのか」を感じていきます。要望のその先を引き出し、想像し、提案していきたいので、私たちからの“宿題”もどんどん出します。自分がほしいと思う家は、自分の心の中にあるものです。たくさん考えることで、こんな暮らしがしたかったのかと、気づくこともあるかもしれません。そんな声にならない思いまでしっかりと汲み取り、最良のプランを描くことが私たちの役割です。そして、お金の面に関しても、選択のあらゆる可能性を一緒に考えていきます。住まいの費用に関しては最初からベストプライスを提示することを心がけています。
描きたいのは
現代版サザエさんの家。
私たち自身も子育て中&親と同居の夫婦です。家族6人、三世代で暮らす私たちにとって、家族が一緒に楽しく暮らすサザエさん一家の生活スタイルは家づくりで目指すべきものがたくさん詰まっています。しかし、大人も子どもも忙しい今の時代では、同じ時間に揃ってごはんを食べたり、同じTV番組を一緒に観たりということが難しいかもしれません。だからこそ、私たちが描くのはサザエさん一家の暮らしをアップデートした住まいです。家族が一緒に過ごすLDKを住まいの軸として、互いの存在を感じあえるプランニングやそれぞれが心地いいと思う居場所づくり、個室にこもらず自然とリビングに来たくなるような工夫など、現代のライフスタイルに合ったサザエさんの暮らしを提案します。
自分が住みたいと
思える家であること。
住宅設計とは建物のデザインをすることだけでしょうか。その答えはノーです。いわゆるデザイナーズハウスのような形だけのスタイルではなく、「暮らす」ということに真摯に応えた提案していきたいといつも考えています。私たちの基本は、自分が住みたいと思える家を建てること。壁の中の見えない材料から肌に触れる壁や床、理想的な住み心地や使いやすい動線まで、自分ならどうしたいかと考え、プランに反映させていきます。たとえそれが大変な作業であっても、人ごとだと思わずひとつひとつ丁寧につくります。なぜなら、私たちは家という商品をつくるのではく、暮らしという価値をつくる工務店だからです。自分がおいしいと思うものを家族に食べてもらいたいように、自分が住みたいと思う家に住んでもらいたい。そうやって家づくりをしているから、一棟一棟完成するたびに「こんな家に住めたらいいな」と思うのです。
室内と庭がつながる
平屋が得意です。
もし、ある程度の土地があるのなら、私たちは迷わず「庭と一体になった平屋」をおすすめします。自然の美しさは人の暮らしを豊かにしてくれます。木漏れ日や樹木の影、葉の揺らぎといった、自然の心地よさが間近にあることは気持ちがいいものです。そう考えると、敷地いっぱいに大きな建物をつくり、外から見えないようにカーテンを閉めて生活するのはもったいないと思いませんか? あえて敷地に余白を残し、シンプルな佇まいの家とウッドデッキ、そして四季の移ろいが感じられる庭を計画した方が、これからの日々が楽しくなるのではないでしょうか。また、住まいは人が持っている心地よさの感覚を包む器で、それが起きやすくなるのが「平屋」だと考えます。私たちは平屋の設計を得意とし、建物の大きさに制限があっても視線の抜けをつくったり、天井高を変えたりすることで広がりを感じさせるプランを提案しています。
受け継ぐことを見据えた
長持ちする家を。
私たちのお客さまの共通点は「子ども想い」です。自分たちがとても気に入っている住まいを、いずれは子どもに譲りたいと思っている方がたくさんいらっしゃいます。だからこそ、耐久性のある構造と確かな性能をしっかり担保しながら、長く住み続けられる家にしていくことを常に心がけています。年月が過ぎると、子どもの成長で使いづらくなったり、周りの家が迫ってきて部屋に陽が入らなくなったりと、いろいろな状況が起こってくるものです。そうした変化をあらかじめ予測して、柔軟に対応できる可変性のある住まいにしておくことが必要です。さらに、ずっと大事に手入れできるようにセルフメンテナンスしやすい素材を使うこと。これも未来へ受け継ぐための重要な要素です。どの時代の誰もがすばらしいと思えるようなデザインや住み心地、大切な人へ受け継ぎ愛される続ける家を、私たちは全力で考えます。