K house 子世帯の家

外部からの視線を気にせず、親世帯に気を使わない距離感の中庭プランを計画しました。玄関に入ると、目を引く和モダンなお庭がお出迎え。部屋のどこにいても中庭を見れるようにしました。LDKは広くとり、古い家具も新しい家具も調和する落ち着いた空間に仕上げました。室内のグレーの漆喰もオリジナルに配合してもらい、グレーがより、落ち着きのあるリビングを作ってくれます。L字のカウンターを設けたことで学習や仕事も好きな場所でできるようにしました。一段下がりのおこもり部屋は、隣のリビングにいる人と視線の高さが違うので、リラックスして過ごすことができます。造作のオリジナルキッチンは0から考えたもの。無垢のタモ材を使用し、ひき出しの幅や高さなど、自分のつかっているものに合うか考え、キッチンの構想にはかなり時間を費やしました。ハーフユニットバスも初めの試みで、天井には水に強いレッドシダーを貼り、白いタイルで統一した清潔感のある、明るいお風呂に仕上がりました。室内の天井や床の高さに変化をつけることで、立体的に変化し、住んでみての新しい発見などもみられるようにしました。エアコンは4Ｋ（14畳）の一台で冷暖房をまかなっています。天井裏の空間にエアコンを入れる階間エアコンを採用しました。
　
施工エリア：香川県さぬき市
施工面積：190.7㎡（57.7坪）
延床面積：子世帯 129.㎡（39坪）親世帯 61.6㎡（18.7坪）