• 2020.12.29 update

    内装壁 漆喰工事

    #K HOUSE #新築 #デザイン #健康 #素材 #エコ 

    内装壁の漆喰工事を職人さんがんばって年内に終わらせてくれました。

    途中経過をなかなかアップできずにいてすいません。

     

    弊社では主な壁の仕様として漆喰をお薦めしています。

    それ以外だと、タイル張り、板張り、コルク張りになります。お勧めするのにはいろいろ理由があります。

    ちなみに、

    漆喰(しっくい)とは、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とする塗り壁材です。

    古くから、屋敷や蔵などで使われていて、収蔵品などの大事なものを湿気や乾燥から守るために使われておりました。

     

    現代では、冬の乾燥や夏場の湿度を防ぐ効果が期待されている建材でもあり、特に高気密高断熱住宅で採用されると、その漆喰のもつ調湿効果が発揮され、年間を通して部屋の中の湿度を快適に調整してくれるのです。

    部屋の「寒い」「暑い」は温度も重要ですが、

    実は湿度も大きく関係して、その湿度により、感じる体感も変わってきます。

    そして、塗り方のバージョンもいろいろ選ぶことが出来、左官さんがこてで作業でしてくれるため、ひとつとして同じふうには仕上がらないのですが、それがまた魅力でもあります。弊社では、こてむらの少ない、フラットにしています。

    壁や天井、光や照明の当たり方で、その漆喰に影がうまれ、何とも言えないすてきな空間を作り上げくれ、心をいやしてくれます。

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    親エリアは、いつも採用している漆喰は素地の色です。

    下地のときと違い部屋が電気が無くても白が反射してとても明るいです。

    木の雰囲気ととても会います。

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    今回子世帯は、内装壁の色をグレーにしてみました。

    オリジナルで色を調合してもらい、明るい箇所と暗い箇所で見え方が違うので、

    どのくらい濃い方がいいのか、

    うすい方がいいのか、

    時期や時間帯によっても見え方が変わるので、最後まで悩みました。

     

    窓が小さいエリアや、電気がついてないエリアだと薄暗く感じますが、凛とした感じがとても好きです。

    少し落ち着いた感じが好みという方は、グレーはおすすめですね。

    素地とは違う雰囲気を楽しんで頂けると思います。

     

     

     

     

     

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