• 2021.11.12 update

    キッチン設備のIHとガスコンロ 選ぶならどっち?

    #K HOUSE #新築 #役に立つはなし #キッチン 

    キッチンの設備を考える際に、IHにするかガスコンロにするか悩まれますよね。私自身、ずっと入れたいガスコンロがあったのですが、実際自邸にはIHを採用しました。今までもよくお客様に聞かれている質問ではありますが、自邸でのIH購入に至った経緯やお客様からのご意見をもとにお話ししたいと思います。

    まず、それぞれの設備の特徴を簡単にお話します。

    ガスというのは、ガスで火をおこします。IHは、磁力線の働きにより鍋底自体を加熱するというものです。

    ガスコンロを採用される方の理由としては、

    • 旧家で使っていて使い慣れている。
    • 火力が強い。
    • 気にいったデザインのガスコンロがある
    • 鍋を買い替えすることなく、ほとんどの鍋を使うことができる。
    • 火の調節がわかりやすく、使いやすい
    • 停電の影響をうけない
    • 炙り調理ができる

    番外編として、子供に火の危険さを分かってもらいたいというご意見もありました。なるほど!

    ガスコンロを採用する際の注意する点もあります。

    • 消し忘れには注意
    • ガスによる上昇気流があるため、広範囲に汚れが広がりやすい
    • ごとくなどの掃除に手間がかかり、時間がかかる
    • 調理の際に熱がこもり、夏場は暑くなりやすい

    という点があげられます。

    IHを最初から採用される方の方が最近では多いように思いますが、私がIHを採用した理由をお話します。いくつかありますが、

    • 子供達がキッチンのお手伝いをしてくれるので、安全性を考えてIHを採用しました。これが最大の理由です。消し忘れがないので例えば、私が不在のときでも、IHを使うことに心配がないからです。(よく料理のお手伝いをしてくれます)
    • 掃除が楽。上昇気流がガスより少ないため、汚れを最小限に抑えてくれます。そして、ガスコンロのようにでっぱりやごとくがないので、簡単に早く掃除ができる為です。
    • 調理場が暑くなりにくいので、夏場でも快適に料理ができる。

    といったことです。

    こちらも注意が必要な点があります。

    • IH専用の鍋しか使えないので、表示を確認して購入しないといけない。
    • 鍋の買い替えをしなければならなかった
    • 炙り料理ができない
    • 停電時は使用できない(別の小さいカセットコンロを予備に準備しています)

    実際に使ってみての感想ですが、以前はガスコンロまできめ細やかな掃除が出来なかったのですが、IHにしたおかげで、調理後も簡単に掃除ができる点はお薦めです。

    調理に関しては炒め料理が多いわけでもないので、特に火力に関してはあまり気になりません。タイマー機能や、料理アシスト機能などもあり、お任せで調理できるのもお勧めです。お湯を沸かすのは早いです。温度調整も子供にもわかりやすいので、使いやすいです。

    今のところは、おおむね満足しています。

    料理というのは生活の一部であり、毎日キッチンにたつものなので、料理を担当される方が気にいったものを選ぶことがベストだと思います。それぞれにメリットデメリットはありますので、ライフスタイルや家族構成、お掃除の面、得意料理など様々なことを考慮して選ぶといいと思います。実際には、身近に使われている方に聞くというのが参考にはしやすいかもしれませんね。

ジャーナル一覧へ戻る

Archives

Scroll