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2022.06.01 update
造作家具には壁下地が必要です
#新築 #造作家具(収納) #デザイン #役に立つはなし弊社の提案でおすすめしている造作家具。
造作家具や造作の棚をつける際には「壁下地(補強)」が必要になってきます。
もちろん見た目と使いやすさから人気なのですが、取り付ける際には事前に下地工事が必要になってきます。
ちなみに、なぜ造作家具が人気なのかといいますと、
- 見た目が美しい
- 全体のイメージを統一できる。
- 用途に合わせて壁などにジャストサイズに据え付けることが出来る
- ジャストサイズの家具を自分で探さなくていい(自分で調べる手間がなくなる)
- 引っ越し後、家具が入った状態なので、片付けがスムーズ
- 造作家具をうまく組み合わせことが出来ると、家事動線がよくなり、時短になる。
- 必要な場所に造作家具があると、きれいに片付く。
- 掃除が楽で早くできる(タンスを購入しなくてよくなるので、掃除の際によける必要がない)
- 地震の際に、家具の下敷きになることがないので、安心
ただ、棚板だけの工事でも下地を入れる手間や材料代がかかるので、あまり多く入れすぎると、費用がかさんでしまいます。それと、壁ができてしまうと下地をいれることができないので、早い段階で下地をいれる場所を考えておく必要があります。
なぜ必要になってくるかといいますと、
木造住宅の壁の多くは、木ではなく石膏ボードでできています。
まさに壁の壁下地をいれています。間柱と呼ばれる骨組みの柱に薄い板を固定して平面を作っていき、その下地の上から棚板などを固定していきます。
一見壁になっていても、間柱のない部分は石膏ボードと断熱材が入っているだけなので、ビスなどを刺してもしっかりと固定することができないのです。下地を入れた場所に家具を固定しました。
このように、事前にいれる場所(場所・高さ・大きさ・奥行)を考えておかなければなりません。
このような造作棚。必要な場所にすべてに下地をいれています。
天井づけのカーテンや照明にも下地が必要です。ボックス状にほりこんでいます。ほり込むことで、カーテンレールや裸の照明を見せずに、さらにすっきりした印象に仕上げてくれます。
彫り込んだピクチャーレールです。彫り込むことで、レールのでっぱりをなくし、さらにすっきりさせてくれます。
お客様のご要望で、うんていをつけるので、下地をいれました。
下地をいれている場所はほかにも沢山あり、今回は見落としがちな部分で説明しました。
このようにお客様によって入れたい場所などは様々です。とくにうんていはよくつかわれるケースではないので、事前のお客様とのやりとりで聞き取ることが重要です。私たちは、お客様とのやり取りの中で、必要な情報聞き取り、細かな提案することを心掛けています。
施主様の多くは初めての家づくりで、壁面であればどこでも取り付けが可能だと思われがちですが、早い段階で、ここに棚を作りたい、壁掛けテレビをつけたいなどのご要望を言っておくことをお勧めします。
造作家具をうまく組み合わせることで、家事動線や片付けなどもスムーズにできるようになりますので、間取りを考える際には一緒に考えておくことをお薦めします。
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