• 2022.04.16 update

    よせむね屋根について

    #新築 #デザイン #構造 

    屋根工事は防水シートの施工が終わっています。

    屋根の下地材である野地板の上から被せ、屋根の仕上げ材から漏れてきた雨などの水を家の中に侵入させない為のシートで、屋根材を貼る前でも、屋根からの雨もりを防ぐことができます。

    建築中の屋根のデザインは「寄棟(よせむね)屋根」の形状をしています。てっぺんから4つの方向に傾斜があり、4つの屋根材があります。

    図のような形状をしています。

    見た目の美しさはもちろん、寄棟屋根の場合はすべての方向に屋根がついているので、どの側の壁も屋根で守られます。

    また、どの方向にも屋根の軒があるため、その下の外壁は紫外線や雨風のダメージを受けづらいく、そのため屋根の耐久性が高くなり、どの方向から風が強く吹いても安心感が得られる形状です。

    しかし、4つの屋根面をつなげる必要があるため、接合部分の施工が複雑になり、施工や部材もほかの屋根とは違ったものが必要になり、割高にはなってしまいます。

    最近ではあまり見なくなった寄棟屋根ですが、外観を大きく左右しますので、デザインをこだわるのであればおすすめです。人とは違うデザインで目を引くことは間違いないでしょう!

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