• 2022.07.05 update

    巾木(はばき)の役割は?

    #デザイン #素材 

    現在施工中の内装工事は、巾木の取り付け工事をしています。

    巾木(はばき)はどこの部分をいい、どんな役目があるのでしょうか?

    写真の赤く印をつけている床面と壁面に接している部材を「巾木」と呼びます。

    巾木は無くてもいいのでは?と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、とても大切な役割があります。

    衝撃から壁を守るという役目です。

    掃除機をかける時に壁のぎりぎりまでかけると思うのですが、
    巾木がないと壁に接触してしまい、壁面の塗り壁や壁紙などを傷つけてしまいます。
    壁が傷んでしまうと、見た目にもきれいではないし、メンテナンス費用も掛かってしまいます。
    最近では、お掃除ロボットのルンバを使用する方も増えたので、
    衝撃から壁紙や塗り壁などの破損を守ってくれるという大切な役割があります。

    コストダウンのためになくてもいいと思うかもしれませんが、長い目で見ると入れておくことをおすすめします。

    巾木にはいくつか種類があります。
    ビニール巾木などもありますが、弊社では床材に無垢材を使用しているため、
    デザイン的な面からみて木製の巾木を採用しています。
    壁に合わせて、白の巾木も素敵ですが、汚れの面からすると、あまりおすすめしません。

    ちなみに、巾木のサイズも色々あるのですが、機能性かつすっきりした25㎜の高さで厚みは6㎜にしています。

    なんだかすっきりしている、すてきなデザインでまとまっているのは
    こういう細かい積み重ねのこだわりがあっての事なのです。

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