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2020.04.25 update
F様邸 気密測定のこと
#新築 #断熱 #構造世の中はコロナに自粛と、不安とネガティブな話題ばかりです。
ブログを書こうにもポジティブに楽しい話題というわけにもいかずもやもやした気分です。
でも、わずかばかりでも、弊社のブログを楽しみにしている方、これから家を建てたい方に、家族で過ごす時間がある今だからこそ、弊社の家づくりの情報発信をとめてはいけないという思いもあります。
仕事が出来ていることに日々感謝し、これからもブログを色んな観点から発信していきたいと思います。
さて、
先日行お引き渡しが終わったF様邸の気密測定のお話をしたいと思います。
気密測定という言葉はなかな聞きなれないと思いますが、「家にどれだけ隙間があるかを測定するものです」
日本では、この気密性能をC値という数値で表わします。
このC値ですが、〇cm2/m2と表わし、家の床面積に対して、どのくらいの隙間があるのかを知ることができます。
車で言うと燃費のことです。
1L当たりの数字が大きければ、走行距離が延び燃費が良いといわれています。
車を購入する際にこの「燃費」ということを重視して買われることも多いと思いますが、住宅を購入する際に「気密」を気にされる方は多くはないと思います。
一般的にハウスメーカーがホームページなどで紹介する数値は、実物件ではなく、実験棟での数値だったりするので、気密を高めようとしっかりと管理された中で建てる家と、実際のお客様の家とでは数値が変わることは想像がつくと思います。
弊社では、どのくらいに気密性があるかを実際のお客様の物件で行います。
きちんと、施工ができているか確認するために気密検査を全棟で実施しています。
実施している工務店も多くはないと思います。
さっそく、測定方法をお話したいと思います。
室内はこんな感じです。
右側の小さい箱みたいな機械で操作したり、結果が出てきて、左側の大きなメガホンみたいなものが空気を家から外に送り出すための機械です。
強力なファンを使って、建物内の空気を外に出して行います。
外から見た感じです。
隙間の多い住宅では
隙間から、多くの外気が建物内に流入して、屋内と屋外の気圧の差が、あまり生じません。
吸い込む音もゴーという大きな音がします。
しかし、隙間の少ない住宅では
流入してくる外気が少ないので、屋内と屋外の気圧差が大きくなります。
吸い込みも少ないので、音があまりしません。
音でも十分判断することが出来ます。
どうすれば気密をあげることができるのか。
1、気密性を上げる仕様
2、現場の職人さんの真面目な作業
3、現場の管理
という項目になります。
どれが欠けてもだめなのです。
こだわって行っている工務店は多くはありません。
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