• 2021.10.07 update

    破風と鼻隠しについて

    #新築 #デザイン #役に立つはなし #素材 #エコ 

    屋根の一部である破風と鼻隠し工事も終わりました。

    まず、場所がどこにあたるのかイラストでイメージを添付しています。

    上記の赤で囲っているところが鼻隠しになります。

    東側の破風が見えます。

    西側の破風です。

    どちらも屋根の先端部分についていて外周をぐるっと囲っているものです。そして、どちらも雨漏りしないようにするための大事な屋根部材になります。

    大きく違うのは鼻隠しは雨どいを支える役目もあります。

    破風には、雨樋がつきません。

    破風(三角の屋根部分)は玄関側にあたりよくみえるので、家の見た目や印象に大きく影響します。弊社のパターンでいくと、クリア塗装か木材防護保持剤のいずれかの提案が多いですが、今回は、木材防護保護剤を塗っています。最初から、いい感じの風合いがでるので、最近ではこちらを採用するケースが増えています。

    ちなみに、クリア塗装の特徴は、無色透明なので外観のデザインを邪魔しないので、どんな住宅にも合わせやすいです。木に艶が出ることで木目が活かされてきます。外壁材に使用する場合は、耐久性を高めたり劣化を起きにくくしたりする役割もあります。ですが、いくら塗装していても最初は綺麗ですが、外部に接しているため、年月が経過していくと最初のようなきれいなままではなく、木の風合いが変化していくので、変化を楽しんで頂けるという方にはおすすめです。

    次に、木材防護保護剤の特徴は、木が腐る原因は腐朽菌という菌の繁殖によるものです。腐食を防いでくれるので、木が長持ちし、メンテナンスの頻度をおさえることができます。ちなみに、防腐剤ではありません。メンテナンス性を気にされる方はこちらがおすすめです。屋根などの高い場所は専門業者にお願いするようになりますので。

    外部工事なので、見た目はもちろん大事ですが、メンテナンスや耐久性のことも考えてご提案しています。

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