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2021.10.15 update
ユニットバスの床下断熱工事について
#新築 #役に立つはなし #断熱 #健康 #素材 #エコお風呂場が寒いというのは、圧倒的に断熱工事がきちんとされていないことが大きな原因と考えられます。写真をみてもわかるように、床の高さより浴槽は下がっています。多くは壁の面には断熱施工がなされていますが、床には断熱施工がされていないので寒いのです。ユニットバスはあくまでも浴槽内の話で、それを覆う外側は家本体の工事になります。
そこで、下がった部分の浴槽が入るところに断熱工事をしていきます。
ユニットバスを施工する前に、写真の基礎の立ち上がり部分に断熱材を施工していきます。こちらの断熱材がとても素晴らしいのですが、人体に無害で無機質なホウ酸を使用した防蟻断熱材であることです。防蟻性能が半永久的に持続し、建物をいつまでも守り続けます。
断熱・防蟻対策・結露対策が一度に可能なので、こちらを施工しています。
立ち上がりだけでなく、床面の断熱も大事です。
グラスウールを使用するのではなく、耐水・耐吸湿性に優れた断熱材を使用します。断熱材の敵である水をほとんど吸わないという特徴をもっています。
ここまですることにより、ユニットバス全体を覆うように断熱工事をしていますので、暖かいお風呂になります。冷めにくいというのは、光熱費をおさえることにもつながるので、いいことだらけです。
ちなみに、よく聞かれる話でヒートショックのお話ですが・・。
お風呂と室内の温度差によって血管の急激な収縮や拡張が原因となります。
上の図のように、温度差が激しいとヒートショックを起こすリスクが高まります。そのリスクを軽減する方法として、ユニットバスのきちんとした断熱工事、そして家本体の断熱工事をすることによって限りなく減らすことが可能になってきます。寒いのは当たり前だと思わずに、きちんと断熱工事をしてくれる工務店さんをお薦めします。
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