• 2022.07.26 update

    夏を快適に過ごすには日射遮蔽が大事です

    #役に立つはなし #断熱 #気密 #エコ 

    毎日暑い日が続きますね。

    こういう暑い夏にこそ快適に過ごすためのポイントのひとつに、「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」をすることをおすすめします。ちなみに日射遮蔽とは、太陽の日差しを遮ることで、室内に夏の強烈な日差しを入れないことです。

    では、どんな方法があるのか見てみましょう!

    主に暖気・冷気は窓から70~80%程度入ってきます。ということは、窓まわりから室内に入る熱をコントロールすることが大事です。

    方法としては外側から熱を入れない方法

    設計でカバーする

    大きな屋根や軒の出を深くすることで熱をできるだけ入れないというのも一つの方法です。西日が強いので、西側には窓を少なくするのも方法です。

    外付けブラインド

    電動式と手動式があり、手動式の方が安価ですが操作性の観点からいいますと、電動式がおすすめです。取り付ける場合は意匠に影響したり、施工の関係で設計と同時に進めまていくことが必要なので、最初から計画しておく必要があります。

    価格は高価ですが、遮熱効果も高く室内側のブラインドなど取り付けしなくてもいいので室内側がスッキリします。

    外付けロールスクリーン

    YKKより参照

    上記のようにメーカーで取り付けできるロールスクリーンもありますが、下地を入れた外壁に施工をするので、最初に計画しておかなければなりません。

    ロールスクリーンの生地は遮熱効果の高いものも多く色も豊富で、台風時には素早く巻き取りができるなど簡単に収納ができ手間がかかりません。意匠的にもシンプルで家にあわせやすく、安価なのもおすすめです。

    簡単にするものであれば、よしずやすだれもありますが、意匠性や風が強い日などは片づける必要があります。

    内側からする対策としては

    内付けブラインドやカーテン

    室内側につけるカーテンやブラインドの事です。このケースは大半の方がされていることだと思います。プライベートを守る役割もありますが、遮熱対策にもなります。最近では遮熱性の高いものもありますので、適材適所に選ぶことができます。

    明るい方が好きでよくカーテンなどをオープンにしていることもありますが、冷房の効率をよくするためには、カーテンはしめておいた方がいいです。不在時はカーテンを閉めおくことで、少しでも室内に熱を入れないようすることが大事です。

    省エネルギーの観点からも外部の遮熱はすごく大切です!

    遮熱対策をしっかりすることで、冷房を効率よく効かせることができますし、そうすることで光熱費を安く抑えることもできますので、ちょっとしたことですがぜひ参考にしてみてください。

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